庭木の剪定以外にも、害虫の駆除や外構の施工など仕事の種類は多岐にわたりますが、
それらは全てお客様からの依頼で成り立っています。

作業を行う過程の中で、お客様からの喜びの声や感謝の気持ちを知ることができることは仕事を行う上でやりがいに感じていただけることでしょう。

作業が完了してお客様に喜んでもらえたときの満足感は何にも代えがたいもので、その後の仕事の原動力に繋がると思います。

剪定や庭造りは見た目に結果が明確に出てくるため、その分やりがいを感じることができると考える人も多くいます。

造園業は他の建築関係の業種に比べたときに、一件あたりの工期が比較的短いため、その分達成感を感じられます。

また案件の多くは、その後も長きにわたって形として残ってきます。

だからこそ、完成した瞬間に大きな喜びを感じられますし、完成後に自分の請け負った庭園が時間を経て成長し、
変化していく様子を見ることができる楽しみもあります。

その分、愛着を持って仕事にあたることができることでしょう。

たとえお客様が喜んでくれたとしても、「もっと良い方法があったのではないか」と常に自問し続けることになります。

経験を重ねて自分自身が成長することによって、その分表現できるものも変わっていきます。

答えも終わりのない奥の深さは、造園に関わる方にとっては追い求め続ける課題といえるでしょう。

造園の経験を積みながら、技術を向上させる中で独立を考える人も業界的には多くいらっしゃいます。

独立して仕事を請け負うことで、もちろんその分苦労も増えますが、自分の信念とこだわりを貫くこともできるようになります。

独立することは、多くの造園に関わる人が目指しており、本人のやる気次第で独立することも十分可能であるという事実が
やりがいの一つと言えるでしょう。